三十路男性の婚活日記~モテない自分をコンサルティング~

これまで日陰で人生を送ってきた、三十路・不細工・オタクという三重苦男性が、人生一発逆転をかけて婚活した話。

第2回 婚活で人生を逆転するために考えたロードマップ①需要分析(1)

こんにちは、クリフです。

前回のプロローグに引き続き、婚活対策で事前に考えたことのご紹介です。

 

婚活対策のロードマップ

 分析すべき大項目

Ⅰ 需要分析

Ⅱ 自己分析

Ⅲ 市場へのキャッチアップ(売り込み方法)

Ⅳ ライバル対策

 

まずは上記の大項目を考えました。

売りたい人(結婚したいタイプの女性)に売りたいもの(不細工なおっさんである自分)を売り込むためには、需要に合った商品を供給しなければなりません。

つまり、「自分という商品の強みを生かして、最大限高値で買い取ってくれる需要者(一番自分の希望条件に近い女性)に売り込む」ということが婚活という一大事業のゴールです。

そのためには、上記4つの大項目をすべてクリアする必要があります。

各項目の説明は次の通りです。

Ⅰ 需要分析

需要というのは、「ターゲットとなる女性がどんな男性を求めているか」です。

たとえば、小学生の時は、顔がかっこよくてスポーツができる人や、クラスでまとめ役になる人がモテました。

今考えてみると、顔がかっこいいのは天賦のものなのでさておき、クラスでまとめ役になるというのは後天的な要素なので、本能的に市場の需要に応える才能があるのかもしれません。

これを婚活市場で分析することにしました。

需要分析の過程は、以下の通りに行うことにしました。

※第1回でマーケティングの話をしましたが、マーケティングの話をそのまま持ち込んでいるのではありません。

 

需要分析

 1 ターゲット(ドメイン)選定

 2 婚活女性が求めるもの

 3 各要素の重要度(must、better/○×、程度という指標)

 4 売り込み(勝負)ポイント選定

 

需要分析1:ターゲット選定

まずは、ターゲット(狙う市場・ドメイン)を選定します。

 

ターゲットは、要するに、「自分が結婚したい女性像」です。

まずは高望みしています。

理想そのものでいいです。非現実的でいいんです。

むしろその方がいいのかも。

そこから、どんな特徴を持った層に商品を売り込みたいのかを絞っていきます。

これは人それぞれ、自分の望みを好き勝手いえばいいと思います。

僕もモテない人生を送ってきた顔が不細工で気持ち悪い30代なので、女性に求めるものも気持ち悪いことは承知しています。

 

僕の場合は、

  • 初婚
  • 20代(できれば前半)
  • 子どもがほしい人
  • 家事をやってくれる人
  • 料理がうまい人
  • 見た目が好みな人
  • 男性経験が少ない(できればない)人
  • 一人っ子以外
  • 大卒以上
  • 自分のオタク趣味を理解してくれる人

です。

はい、思いっきり気持ち悪いですよね。特に下から4番目。

十分承知しています。

でも、口に出さないか自分に自信がある人は言わないだけで、一定数こういうことを考えている男性はいると思います。

その男性の大半が僕を含めて気持ち悪いことは、全力で肯定します。

 

そのなかで、絶対に譲りたくない条件を絞っていきます。

どう絞るかというと、まずは一緒に生活する上で破たんを招く項目や、どうしても譲れないところを残します。

  • 初婚
  • 20代(できれば前半)
  • 子どもがほしい人
  • 家事をやってくれる人
  • 料理がうまい人
  • 見た目が好みな人
  • 男性経験が少ない(できればない)
  • 一人っ子以外
  • 大卒以上
  • 自分のオタク趣味を理解してくれる人

はい、たくさん消えましたね。

僕の場合はどうやら、「子どもがいる家庭を築きたいから結婚したい」と考えているようです。

顔が不細工な癖にとんだエゴ野郎ですね。

来世何に生まれ変わるんですかね。釣りの餌で口からはりぶっこまれる変な虫とかですかね。嫌ですね。

 

ともあれ、とりあえずmust条件は決まりました。

次に、できればほしい項目を順序立てていきます。

【must】

  • 初婚
  • 子どもがほしい人(=産める年齢の人)
  • 家事をやってくれる人
  • 男性経験が少ない(できればない)

【better】

  • 20代(できれば前半)

  • 料理がうまい人
  • 見た目が好みな人
  • 自分のオタク趣味を理解してくれる人

【除外した条件】

  • 一人っ子以外
  • 大卒以上

こんな感じですかね。

これで、顔が不細工なおっさんの本性は、「若くてきれいな処女っぽい女の子に家庭的なことをしてもらってバブみを感じながら、一家の大黒柱面を下げて子どもを作って社会的にも確固たる地位を築きたい、女性経験が少なく自分に自信がないうえに相手にそこまでのことを求めているオタクで顔が不細工なおっさん」であることが分かりました。

自分で言っていても虫唾が走りますね。

(毎回いうと死にたくなるので、上記の呼称は「気持ち悪いおっさん」と略すことにします。)

この本性と同時にわかったことは、僕が「結婚を望んで婚活に来ている、男性関係が地味な20代の家庭&子育て中心の生活をしたい女性」を求めているということが分かりました。

これが、気持ち悪いおっさんという商品を売り込むターゲット市場なわけです。

 

次回は、「第3回 婚活で人生を逆転するために考えたロードマップ①需要分析(2)」をお送りします。